ケータイ小説 野いちご

ある日の出来事

「こんにちは。この海は初めて来たんですか?」       僕がそう聞くと女性は少し驚きながらも笑顔で答えた。   「いいえ、10年位前ここに住んでたから久しぶりに来たって感じかなあ?」        あれ…、どう見たって僕と歳変わらない位に見えるけど…。昔此処に住んでたんなら顔思い出せるはずなのになぁ。    「そろそろ時間だから私帰るね。さよなら。」       弾んだ声だった。その夜僕はあの女性(ひと)の事が頭から離れなかった…。

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