ケータイ小説 野いちご

“俺様”大家の王国




ただ焦っていた分、威圧的でそれこそ、

口調は詰問のようになっていたかもしれない。

だが、それも奈央を思っての事だ。

仕方のないことだと、自分では納得していた。
 
それなのに両親ときたら――……予測もしていなかった事を、言ったのだ。


「お前は、いつからそんな人間になったんだ」

「奈央が、可哀想だとは思わないの?」と……。
 

こんな時に、何を言っているの? 

ただ、心配してるだけじゃない。

奈央はどこよ、話があるんだから、早く電話してよ!


必死になって、そう訴えた。



< 132/ 534 >