お風呂からあがって
私は親友のチナに相談することにした。

プルルルルル


「はい、チナです。どうした、こんな時間に。」

「ごめんね、ちょっと話したいことがあって。」

「なに?結構深刻そう。なんかあったの?」

「うん、あのね、」

なかなか言えない。沈黙が続く。

「あのね、さっきね、知らない男に、無理矢理…」

言葉につまる。

「犯されたんだ。」

チナから言葉がかえってこない。

「え?」

「さっき、レイプされて、裸の写真とか写真をとられたんだ。」

チナに話していたら、また泣けてきた。

「いまから行くよ。待ってて。」

チナは私の家に来てくれるって言ってくれている。

「あぶないよ、そいつまだうろちょろしてるかもしれないし。」

「そだね、うちの人に車で送ってもらうよ。とにかく待ってて。」