3日後、退院した私は龍音の倉庫に行った



「姫!!!無事でよかったです!!」




みんな玲夜たちが死んでたくさん泣いたんだろうな




目がすごく赤い




「今日はあることを伝えに来たの。みんないる?」


「いますよ。姫さん今日来ると思ってましたから。集めときました」




ありがとう和樹












そしてごめん












「龍音は今日をもって解散とする」















ーー







「あの時さ、誰も反対しなかったよね。誰も私を攻めなかった」



「姫さんたちが事故にあってみんな死んじゃって、正直姫さんも死んじゃうんじゃないかって思ってたんです。それで龍音のみんなで話してもし姫さんもダメだったら龍音は解散しようって。
姫さんが生きて帰ってきて龍音続けようって言ったらついて行こうって話したんです」




そうだったんだ



下っ端たちもみんな考えてくれてたんだ



「まさか鳳竜も解散するとは思ってなかった」


「鳳竜も俺たちと同じ考えだったんです。鳳竜の姫でもある姫さんが決めたことに従う。龍音が解散だったら鳳竜も解散する。そう決めてたみたいです」





そっか





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