ケータイ小説 野いちご

優秀ドクターと溺愛新婚生活〜結婚するなんて聞いてない!〜



爽介さんの顔を見るだけでも、胸が苦しくなり、ドキドキしてしまう。

それは全て、この爽介さんの行動の所為だ。

この感情が、その行動によるものなのか、恋なのか私には判断が出来なかった。


今まで男の人と付き合ったことはあったけれど、こんな風にドキドキしたり、苦しくなったりすることはなかったから、今の爽介さんとどう接したらいいのかが分からない。


爽介さんに、ドキドキして苦しいから辞めてくださいなんて伝えるのは恥ずかしすぎて出来ないし、どう伝えたらいいのかもわからない。


結局、何も出来ない私は、不自然に逃げるしかなかった。



「ご、ご飯作りますね!」



ギクシャクした関係ーーというよりも、私が一方的に逃げているだけなのだけれど、爽介さんは何も言ってこない。


ろくに目を見ることも出来ないまま、ご飯を食べて爽介さんを仕事に送り出した。


こういう話は、杏奈に相談したい。

私はそう思い、仕事も手につかないまま、スマホを開く。


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