ケータイ小説 野いちご

私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる



『、、山川?』



『ん?』



そーっと目線をファンからルイ君へと戻す。


痛い視線を背中で感じながら私はルイ君と歩く。



『鼻赤い』


『え?あ、、寒すぎて』


『トナカイだな』


『えぇー、、』


ははっと笑うルイ君の笑顔に
朝から胸を撃ち抜かれながらも
平常心を保つ。


『あ、山川~おはよぉ』


たわいもない話に嬉しさを噛み締めてた私に
誰かが挨拶をくれる。


右へと並んだのは


『あ、おはよう』


笑顔の谷梨君。

あの告白してくれた日から何回か
話してるけど


相も変わらずさわやかで友達みたいに接してくれる。

最初こそ戸惑ったもののようやく私も普通に接しれるようになってきた。



『松崎もおはよう!』


『、、おはよう』


私に向けた笑顔とは正反対の
真顔で答えるルイ君。


気にもとめず谷梨くんは笑顔だけど、、。




『ははっ山川鼻真っ赤!可愛い』



じーっと私を見つめたあと、
笑いだした谷梨君がそう一言。



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