なに?

璃々から記念日のサプライズしたいって言われた。

しかも、ダメ?とか上目遣い、、、

無理でしょ。

そんなの堪えられないでしょ。

そんなことされたら、隅から隅まで味わって、写真とりまくるし、仕舞いには璃々を閉じ込めて朝まで食べ尽くしちゃうでしょ。

「璃々、あんまり可愛いこと言わないで」

「どこが?だって、いつも怜くんがしてくれるから、私も何かしたくて、、、」

「いいの。璃々は俺の隣で笑ってくれてたら、それで満たされるんだから。」

俺の腕枕で、俺の胸元に顔を埋めて、そこからの上目遣い。

なんの罰ゲームですか?

俺をどうする気?

カウンターとられて撃沈だよ。

「、、、璃々って本当、俺をおとす天才だよね」

「どういう意味?」

「わかんなくていいよ。ただ、俺が璃々に夢中だってことだけ知ってて。」

「そんなの、、、私だって、、、怜くんに夢中だよ?」

俺、、、人生で何回心臓破裂するんだろ。