「え?何急に!照れんじゃん!」 そう言って、沙良は私の肩をバシッと叩いた。 そんな感じで、笑い合いながら保健室を出た。 沙良には、本当に感謝しかない。 沙良がいなかったら、私はまだ泣いていたと思う。 そんな、感謝の気持ちも込め、私は沙良に精一杯の笑顔で笑いかけた。