紺ちゃんのマンションに着いたら
とりあえず勝手に家に入る。





「お!おかえりー!」





なんて出迎えてくれるのは
酒をあまり飲めないメンバーの悠。


部屋にはメンバー全員おった。







「ただいま。てか悠、なんでキャップ被ってるん」

「えーだってこれかっこええねんもん!
これ小森があげたんやろ?俺にも買ってや!」

「そんなん欲しがるって分かってたら買って来てたわ!」

「今言った!言ったから買って来てやぁ!」

「なんっでやねん!遅いわ!」

「2人ともうるさいねん。何時やと思ってるねんな。」





うるさい悠を注意するのは最年長の圭太。
その声に目を覚ましたのか。
その辺で寝ていた紺ちゃんがのそっと起き上がる。






「あ、ハルおかえり。」

「ただいま。紺ちゃんが酒飲むなんて珍しいな。」






久々に飲んだら酔ってもぉてなぁなんて
また眠りに入ろうとしている。


そんな紺ちゃんの動きを龍が止めた。






「ちょっとみんなに話しあるねんなー。」





横になる紺ちゃんを
無理やり起き上がらせる。






「なんやねん〜寝させろや〜」




なんて言ってる。
そんなことは無視して





「俺な、彼女できてん。」




龍はお構い無しに続けた。