ケータイ小説 野いちご

カゼカオル

「昨日はありがとう。」

昨日の傘を返した。

「あっ、ハンカチ忘れちゃった。」

にこっと笑って

「いいよ。いつでも。」

「昨日の泥まだ付いてんじゃん。」

また意地悪な顔。

たまに子供のようになる彼女。

そんな日々が懐かしくて仕方がなかった。

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