ケータイ小説 野いちご

焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲

半年後――。

海が見えるチャペルで、真っ白な夏服に身を包み私を待つ彼の元へお父さんと一歩、また一歩と近づいていく。

参列者の多くは彼と同じ制服を着用していて、白で溢れている。

両親や友人、職場のみんなに見守られて私は今日、蒼と結婚する。

これから先、大変なことや辛いこと、時には会えなくて寂しい思いをするかもしれない。

それでも蒼となら、なんだって乗り越えられていけると思うの。

お互い誓いの言葉を交わし、そっと捲られるベール。すると鮮明に目に映るのは愛しい人の笑顔。

「杏……愛しているよ」

「……私も」

愛の言葉を囁き、永遠の約束をした私たちの未来は、きっとドラマティックな毎日のはず――。                     END

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