「うん…。あたしって思ったらすぐ行動にうつさないと気がすまない性格でさ。だから今日の放課後言おうと思う！」



　「頑張って！茜ちゃんなら出来る出来る出来る…。」



　「ありがとう！(笑)明日結果待ってて…！」



　「うん！」



　(茜ちゃん、うまくいくといいな…。)



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　「風斗くん！急に呼び出してごめん！あの、さ…実は、あたし、風斗くんのことが好き、なんだ…！よかったら付き合ってくれないかな？」



　(言っちゃったー!!もう後戻りは出来ない…。お願い!!)



　「好き同士になることはないけど、付き合うだけならいいよ。」



　「ど、どういう意味…？」



　「そのままだよ。俺にはどうしようもなく愛おしい人がいるんだ。純粋すぎて、汚せばすぐに死んでしまうんじゃないのかっていうくらい愛おしい人が。俺は彼女無しじゃ生きていけない…。」