少しトイレに立った隙に、華が男に声を掛けられていた。

すぐに華の元に向かった。
固まって動けずにいた華が竜也が声を掛けると笑った。


凄く可愛い華。癒し系なんて言われてるけど、割とうるさくて天然で、相棒想い。いつも笑顔で一緒に騒いで。
そんな時間が楽しい。守ってやりたい。


((・・・好きだな。))


帰りの車内、夕日が差し込む車内、2人は心の中でそう思っていた────。