ケータイ小説 野いちご

チョコレート戦線

「あの・・・、コレ!貰ってください!」

そう言うと、シンプルなリボンを付けた紙バックを彼に押し付けた。

「え?!これ俺に?!」

そう、驚く声をあげる彼に

「うん。それじゃあ、さよなら」

ニコッと最後何とか笑って、その場から駆け出した。

渡すだけ渡して、告白まで出来なかったけれど。

メッセージカードは入れた。

私なりに頑張った。

そう清々しく思いながら、私は帰るために駅へと向かって校門を出たあとはゆっくり歩き出した。

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