ケータイ小説 野いちご

【完】私、新しく生まれ変わります!





「な、なんで!?」





「だって、高校入試地味な格好できてただろ?」




そりゃあ、まだ中学生だったわけだし。




ショックも大きかった時だし。




「なんで知ってるの?」



「俺、入試隣の席」



そうだったんだ。



そんなキラキラしてる人が隣だったら覚えてるはずなのに。まぁ、仕方ないか。あの時はそれどころじゃなかったし。



「でも、普通覚えなくない?」



「その時一回メガネ外したんだよな。メガネ拭きでメガネ拭いてた」





⋯⋯なんか恥ずかしい⋯⋯。



なんだろ。この脱力感。



メガネ拭きって⋯⋯



んー。あんまり覚えてないな。



いちいち私ここでメガネ拭きしたって覚えてる方がすごいと思うけど。




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