そうだった!今隼人くんと夜ご飯中だったんだ!



なんでそんな時によりにもよって上野くんのことを考えちゃうのかな。



だめだ、私。




「大丈夫か?」





「だ、大丈夫、大丈夫!」



心配そうに覗き込んでくる隼人くんに言葉を返す。



覗き込んでる形だから完全に隼人くんは上目遣いなわけで。



うっ。なんかくるものがある⋯⋯。



言っちゃうと怒られそうだけど、可愛い。



「すっげぇ、慌ててるけど⋯⋯」





「あ、あはは」



あんまり、考えてたこと知られたくないから。



はぁ。




なんで、隼人くんと2人のところでこんなこと考えちゃったんだろう。