ケータイ小説 野いちご

【完】私、新しく生まれ変わります!




自分勝手と言いながらも笑顔でついてきてくれる花音は優しいよね。


本当に私のお姉ちゃんだよ。


そんなこと思って歩いてるとまた感じる眠気。


え、嘘でしょ。私睡魔とは絶交したのに。


さっきぱっちり冴えたのにまた眠くなった⋯⋯。


あ、でも、入学式でも寝ようと思えば寝れるよね。


入学式。


校長先生の話は予想以上に長くてウトウトしていた。


というか、半分寝てた。


「新入生の挨拶。七瀬心菜」


七瀬心菜ってすごい親近感のある名前だ⋯⋯。


入学式の最中、眠気を頑張って堪えてぼやけた頭で考える。


でも知り合いって花音しかいないし⋯⋯。


じゃあ、私の知り合いと同じ名字の人がいるってことかな。


凄いなぁ、新入生代表ってことは入学試験学年一位だよ。


ん??⋯⋯七瀬心菜?


⋯⋯私じゃん!!


え?え!こんなの聞いたことないよ!!


もしかして、その連絡電話だったのかな?


ということは私の両親が知ってた?


お母さんとお父さんなんで言ってくれなかったの!!


というか、私学年1位だったの?それすらも知らなかったんだけど。


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