「高木さん、放課後は 俺が学校案内したいんだけど。」 「あ、うん。ありがとう。じゃあ、お願いしようかな。」 か、かわいい………! 控えめに言う感じも 困ってて目が潤んでる感じも この子、天使だよ。 「はい、決まり!みんな散れ!俺の席が埋もれてる!」 ちぇー。とか、ずりー。とか 色んな声が聞こえたけど関係なかった。 今の俺の気分は 最高にルンルンしている。