翼、奏汰、菜々は家に帰り居間でぐったり。

「つかれだあ」『つかれだあ』双子はハモる。

「菜々話があるちょっと座って」と翼。

『ん?何?』「両手を前に出せ」『いきなり?なんで理由は?』翼は勢いよく菜々の左腕を触る『ッ痛っ』あ…言っちゃった。

「はあやっぱりか」翼は服をまくる。「お前これ!」青く腫れている。

「ヒビか骨折って所か」『…体育館裏に呼び出されたとき鉄の棒が当たっちゃって…良けれなかった…アハハ』「「アハハじゃねーよ!」」

『このことは言わないで』「でもとりあえず病院に」『病院行けば絶対ギブスとか付けられるでしょ。お願いこの戦いが終わるまで誰にも言わないで』「菜々」と翼は困った顔をする。

『私はもうあんな思いしたくない、何が何でもあいつらを止める』「…はあ。兄貴菜々は言ったら聞かないよ」「だな。この性格は明らかお袋の血だ」と苦笑い。

「むりだけはするなよ」『ありがとう…つー兄、奏兄』