おっしゃる通りです!

「あああああ!!!もう!沖田先生帰りましょう!」

あっ、まだ全部食べ終わってない…と言う沖田先生を無視してお金を払い、すぐ店から出た。

沖田先生は、残ったお餅を包んでもらったようで後ろから走ってきた。

「もー先に行かないでよ〜」

沖田先生は飄々としている。

私は立ち止まって沖田先生を睨んで言う。

「私ばっかり余裕ないみたいで嫌です…」

そうすると沖田先生は

「いや、僕もだいぶ余裕ない。
なにせあんなことするのもされるのも初めてだからね」

ああもう!

「沖田先生大好きです!!」

抱きついた。

と言うよりはタックルに近いかもしれない。

「ぐふっ….僕も好き」

全く!この人は!この人タラシ!