「可愛い」



その一言で羽衣の頬は真っ赤に染まった。



「でも、俺以外のやつに見せるの禁止」



俺は羽衣にパーカーをかぶせた。




「……っ!?」





なんでこんなに可愛いんだろう。俺の彼女は。





「私、朝陽にヒトリジメされてるね!」





_ああ、こいつは俺の心臓を破裂させる気だろうか。






「羽衣、愛してる」






俺は羽衣に、キスをした。