ケータイ小説 野いちご

オオカミくんのヒトリジメ

「さ!みんな降りる準備して!羽衣ちゃんは朝陽くん起こしてあげてね!」



梨衣ちゃんは荷物の準備を始めた。



「ふう……朝陽ー、つくよ?起きて」



私の肩にもたれて眠る朝陽の肩を揺する。




……けどあの朝陽が起きてくれるわけもなく。




「朝陽!起きて!海だよー!!」




電車の中だからあまり大きな声を出せないから程よく大きな声で。

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