「...ありがとう」


私はそうだけいうと目を閉じた。



さっきとは違う


何の恐怖も感じない。


大丈夫


なんの根拠もないのにこう思えるのは


隣でスヤスヤと眠る翔琉のおかげかな。



この人...私と似てるのかも。



そんなことを思いながら私は眠りについた。