「君っ。こんなところで寝ていたら風邪ひくよ~」

ううん。

あれっ?いつの間に寝ていたんだろうか。

揺すり起こされて目を開けると見たこともないイケメンが4人いた。

「お前親は?ていうか家は?」

「もう12時になってしまうぞ」

「えぇっーもうそんな時間なんですか?」

私はあわてて時計を確認した。

って時計家じゃんか。

「もしかして家出少女?女の子がこんな時間に危ないよ」

この人達って信用できる?でもこの時間他に人に出会うことができるかどうか。

「事情は言えませんが家が私にはありません。どうか助けてください」