「ちょ!!!!!」


茜はやい!!!!



「もーーーーー!なつき遅いよ!」


いや、あたしが遅いんじゃなくてあなたが早いのよ!!!!


「茜ー!自分の所属してた部活動思い出してーー!!」



「えーー?あ!」


っと、急に茜が止まる。


「は?っと、ぶふぉっ!!」


急に止まった茜の背中に勢いよくダイブする。


「もー、、なに、ほんと、、」

「なつき、あの人見て。」

「は?」


そう、茜が指指している方向にたっている人をみた。



「サラリーマン。?」



その人は、私たちの高校の近くにある、ちいさな橋のど真ん中でタバコをすっていた。


「スッゴい邪魔なところにたって、なにしてんのいい年の大人が。」


そう呟くと、茜が、ちがう!そうじゃない!っとさけぶ。

「じゃあなに?、あ、向こうから歩いてくるおじさんがひどいほど禿げてるってこと?」


「だから、ちーがーう!どこに目つけてんのよ!ばか!」