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その日は、私の誕生日だった。

友達が誕生日会を開いてくれて、私は何故か事前に用意されていたのだろうセーラー服を着せられていた。

「…意外に似合うね、、なつき、、。」

と、着せた当本人たちは、若干引きぎみに感想を言い合う。

「待ってなにその反応。気に食わない!なんか、着ちゃった私が辛いじゃんか!」

「うん、、大丈夫、、なつき意外にいけるって!まじ大学生には見えないよ!まじがんばれば高校生いけるって!!」

「いや、嬉しくないから、こうみえて今日でやっと二十歳なのに!。なにきちゃってるんだ私ー!脱ぐ!」
「だめーー!!!!!」


友達のさやと茜と美里がセーラー服を脱ごうとする私を全力でとめる。
ね?ね?と、かわいく説得され、なんだかばかばかしくなった私は、結局セーラー服を着たままでいることに。

絶対なんか他にあったよね、、婦警さんとかメイドとかさー(メイドは嫌だったけど)。彼女たちは楽しんでるみたいだし、いいのかな、、あれ、楽しむべき対象今日わたしのはずじゃ、。

完全にあの三人のペースに乗せられていることに今気づくわたしね。