「マロっ!!」





(へいへい。オハヨーだねー)




腕にいるマロが蒼く光り出す。




そして、手には破魔弓と破魔矢のマロ。





戦闘準備完了の様子を見たユウが、鬼丸ちゃんを持って窓から飛び出した。




あたしも覚悟を決めて窓を飛び降りる。




あたしは、出来る。





大丈夫だから。





だって、マロからも、ノンちゃんからもお墨付きなんだもん。




上手くなってきてるって、言われたから。




震える手を見て、暗示をかける。