「あ、あの……」


「……何、」


「好き、って、言わないけど……これからは私も、陽くんって、呼んでもいい?」


「……っ、そ、それも、しばらく禁止っ!」


「え、ええ……っ!?」



はちみつ色のキミとの、甘くてほろ苦い日々は。


鮮やかな色を重ねて、これからも輝き続けていくだろう。


大好きな、あなたと二人。

はちみつ色の太陽に手を伸ばせば、きっとどんな時も、私は私らしくいられる。





『はちみつ色の太陽』fin