だから、朝、絢斗がシャワーを浴びている隙に……。



こっそり部屋を抜け出した。



もりもりおいしいご飯を食べて、教室に向かう。



その途中……。



「おい、月ヶ瀬!」



けっこう怖めの男の子たちに、声をかけられた。



う、わー。



どうしよ。



この人たちって、誰だっけ!?