「あー、そこ知り合いなのか?じゃあ倉木の席は、アイツの隣な」
ぎゃっ!
平太の隣~?
暴走族と、しかもそのお偉いさんと隣なんて、嫌だなぁって思ったけど…。
「モヒカンよりマシか…。」
厳つい人多いしね、接しやすい平太の隣の方がなにかと楽かもしれない。
「えー、平太の隣なのぉ?あの子」
「サイアクー。輝夜に近づくなよ」
うわぁ、やっぱこーゆーのあるのかぁ、
めんどくさい…。
そんなこと思いながら、平太の隣の空席に座った。
「…よろしく」
「おう!!よろしくな、七彩!!」
このヤンキーだらけのクラスだったら、平太の隣が少し安心するなぁ…
学校生活、がんばろうっと!!
意気込みをいれた、私だった。