ケータイ小説 野いちご

片想い出

__________ タッタッタッ


ん、誰だろ 。

私の席は廊下側の一番後ろ。走る音が気になって窓から顔を出し廊下を見る。

(あ、藤川君 )

藤川君は急いで教室に入り席についた。

「藤川君、おはよ!」
『 あ、山野。おはよ』

人見知りのせいなのか、なかなか笑ってくれない。

(無愛想な男 。)

『それじゃ、藤川君!自己紹介してくれるかな?』

先生に言われて戸惑いつつも立ち上がり自己紹介をし始めた

「藤川樹です。野球部に所属してます。1年間よろしくお願いします」

藤川君が自己紹介をするとクラスの女子は賑やかくなる。
かっこいいだの、クールだの、好きになっちゃっただの。かっこよければそれでいいのかよって思う。



< 2/ 2 >