ケータイ小説 野いちご

俺、お前に惚れてんだけど。



里緒はタコさんウインナーを頬張りながら、あたしに言った。


木下星矢がいる前だとクールで無口な里緒だけど、2人になると心を開いてくれているのかこうして真剣に話してくれる。



「志帆は気付かない内に、真田って奴に言われたことがトラウマになってるんだよ。だから、そう言い聞かせて逃げてるだけだと思うよ」



「…………」



トラウマ……。


確かにその通りかもしれない。


久間君と真田君を無意識に比較してるし、久間君を真田君の枠に当てはめて考えちゃってる。



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