*引き続き音声のみ*

「あれ、何この紙。《この屋敷から出るには4つの暗号が必要だ。さぁ出られるかな?》やけに凝ってるね」

「うぅ...。センパイ、腕かしてください」

「あんまくっつかないで。歩きにくい。ていうか昨日の金曜ロードショーでやってた千と千尋の神隠し思い出した」

「確かに、お母さんにこんな感じでひっついてましたねぇ」

「あ」

「ひぃっ!?何です!?」

「録画してないかも。まぁいっか」

「センパイも相当イジワルですねぇ...」

「あ」

「今度は何です?」

「音羽君の肩んとこ...あ、さっきのフランス人形か」

「ひいぃぃっ!?」

「もしかしてそれのおでこんとこにあるのが暗号?えぃっ」

「一つ目ゲット...ですかぁ」