ケータイ小説 野いちご

嫌いじゃ…ない…?


「ぅあ…うん。あのさ。
私たちってまだ付き合ってんの…?」

「…は?」

「いや、だからまだ付き合ってんのかなって…
あのさ、黒川君は私の事きらいでしょ?

黒川君にとっては付き合ってなかったかもしれないけど、私の中でちゃんと終わらせたくて…」

「…」

やっぱ沈黙。最初から付き合ってなかったのかもね。

「…黒川君 別れよう。」

「…」

こんな時まで沈黙やめてほしい。

「あの、それだけだから…
じゃ、私もう行くね…?」

沈黙に耐えられなくなった私は屋上を出ようと1歩踏み出した。

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