「浩輔さん…気絶しましたよ?」

梨華を連れてきた男はそういった。

「あ?楽しませてくれると思ったんだけどな…。
悲鳴がないと楽しくないんだけど…」

浩輔はそういい椅子にもたれる。

「梨華…家に帰ってこないとどうなるか知ってるか…?」

浩輔はそう小さく笑った。