「なんで、まあがあいつのこと呼び捨てにし

　てるの？」

「なんか、仲良くなった。」

「ねぇ、まあ。

　それやだ。

　島崎のことは島崎でいいじゃん。」

「なんで？怜央は怜央だよ。」

「そうだけどね・・・。

　もう、ヤキモチ妬いてるの！！

　呼び捨てとかやだ！俺だけがいい。」

渉が怜央・・・

いや、島崎君にヤキモチ？

私、すごく愛されてる・・・

「ありがとう、」

自然と出た言葉・・・

「やっぱ、まあは天然。

　でも、そこも可愛い。」

渉の言葉に頬が染まる。

「私ね、渉のことすんごいすき！」

「俺も。

　まあに負けないぐらいすげえ好き」