明るくて爽やかな風が窓から射し込み、私の心に吹き抜けた。 返事はもう要りません。 神様なんて居ないけれど、ありがとうしか思い浮かばないぐらい幸せに包まれている。 なんとか着替え終わった私の頭を撫でて、唇に軽くキスすると、タイミングよく玄関のインターホンが鳴った。