そして、入れ替わりに
食事が運ばれてくる

「まずはきちんと食べて
 しっかり美ボディに戻しましょう」
張り切るタシーと
「やった!!!
 ピコランダの料理もおいしいよねぇ♪」
とさっそく自分のお皿の前に座りだす妹
「ベルは何しにきたのよ」
っと噴き出すと
「おねぇちゃんの心配をしにきたんです!
 これはそんな健気な私への
 ごほうびなの!」
そういって運ばれてくる料理を
一つ一つ声を上げながら眺めている
笑いが止まらない。

そんな日常に

生きていたことに感謝する。

あの人も今頃、
ご飯たべてるのかな・・・
私を日常に返してくれた想い人・・・

「おねぇちゃん?」
よばれて思考を止めて
私も席につくのだった。