「私…どうしたらいいのかな…」




ぽんぽん





頭に感じる温かい感触。





「す、純香…?」





「えへへ、なんか撫でたくなっちゃって」





「な、なにそれ」





私真面目に話してるのに…。






「ちょっと島野がうらやましいな」






「な、なんで…?」






「ふふっ」





純香はおかしそうに笑っている。






「…ほんとにわかんない?自分の気持ち」






「わ、わかるわけないよ!」





「簡単なことだと思うけど」