俺の名前は中越祐樹(ナカゴシ ユウキ)
20歳のフリーターだ。
なかなか就職が決まらずにこの会社へ
アルバイトで働きに来た。


そして今、俺と陽子さんを見つめている剛彦こと、
阪井剛彦(サカイ タケヒコ)も俺と同じ
就職が決まらずにここへアルバイトに来た一人だ。


俺と剛彦はこのバイト先ですぐに意気投合し仲良くなった。
そう、何に意気投合したかと言うと、『熟女』だ!!
俺も剛彦もここへ来て熟女の魅力に
どっぷりとハマってしまった。


俺も剛彦もここへ来るまでは同年代の女の子のことが好きだった。
年上と付き合っても最高7歳くらい。
それくらい年上になると、イヤらしくてアブノーマルで、
とにかくいろんな経験をしているから
年下の俺たちを常にドキドキと楽しませてくれる。
そんな刺激に俺たちは年上を求めていた。


しかし、今はその更に上を行く熟女に俺たちは惹かれたんだ。
その領域は、安らぎ、癒し、包容、
7歳くらい年上では味わえない、
ましてや同年代なんかでは到底無理な感覚。 


俺たちはその感覚に惹かれてしまったんだ。