「ねぇ、あんたらさ、そんなことして楽しいわけ?」
そう言って現れた君は本当にかっこよかった
「もっと、他にたのしーことっていっぱいあるでしょ?そんなとこで労力使わないで他んとこで使え」
そして、君に僕をいじめてた奴らが向かってく
流石にやばいと思った
いくらなんでも女の力ではあいつらにかなうはずがないって思ったから
でも、それは違った
君は淡々と彼らを綺麗に倒していった
その、闘う姿は本当に素晴らしく綺麗だった
そんな、君の姿に目を奪われた
そして、いじめっ子達はみんな、いつの間にか消えていて…
君が僕にこう言ったんだ
「なぁ、お前はあいつらにイジメられたいのか?」
そんなわけが無い。毎日嫌で嫌で嫌で…
「そんな、わけ…ないじゃ、ないで、すか…」
「だろ?だったら、強くなれ。守るべきものを見つけたら強くなれるから」
守るべき、もの?
「今、お前が守るべきものは自分。
それがいつかきっど仲間゙に変わるから…
自分で死を選ぶことは絶対にすんじゃねぇぞ?
わかったか?」
自分を守る、か…
でも、僕は強くなりたかった
それから僕はあなたに言われたとおり強くなれるように頑張ってきたんだ
あの時は自分をいじめから守るために強くいた
でも、今はあの時あなたが言ったように
大切な守るべきもの、仲間を見つけたから
大切な大切な…仲間