ケータイ小説 野いちご

嵐を呼ぶ姫 ~最強女は天然美少女?~



「あ、の!本当に桜嵐さんですか?」


「へ?」


晴紀…そこにいたのは晴紀だった

待って…晴紀って女嫌いだったよな?


桜嵐は女だぞ?なんで、平気なんだ?


「桜嵐さんなんですよね?」



「はい、まあそーだが」


声を低めに答える


「僕、桜嵐さんにずっと憧れててあの日からずっと…」


「あ、の日から?」


あの日からって…どの日から?


「そう、あなたに助けられたあの日から」


助けられた?いつ?どこで?あたしが?晴紀を?

ぜんっぜん、思い出せん


「え、と…わりぃ…思い出せねぇ」


「大丈夫です、そんなことだろうと思ってましたから!というかわかるわけがありませんから」


わかるわけがない?なぜだ?


「あの時の僕と今の僕は全く違うんですから」


どう言う意味だ?


悲しい瞳で遠くを見つめる晴紀…


なにが、お前を苦しめてるんだ?




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