ケータイ小説 野いちご




はぁ〜休み時間だぁ
勉強はやっぱり疲れるなぁ
とくに古典…よくわからないや…
数学は得意なんだけどなぁ
うまく足して2で割れないかな



「夢子〜みてみて!」
「ん?わぁ可愛い!」

「だろだろ?」
「え?欲しいの?」
「いいや〜夢子に似合うと思ってさ」
「まみにも似合うよ。」
「そ、そうか?ありがとう。」
「あ!これなんかどうだ?」

わぁ〜この雑誌沢山服乗ってる
可愛いなぁ。

「なにしてるの?大井さん。斎藤さん。」
「前田〜。フレンドリーだな。さすが人気者!」
前田くん…フレンドリー。


男女区別なく…すごいなぁ


「前田くん、あの…」
「はじめ〜!こっちきて一緒に話そうぜ〜」

あ、せっかく前田くんと休み時間一緒にいれるとおもってたのにな寂しいなあ。人気者は忙しいや。


「……



けん!裕!二人もこっちで一緒に話そうよ。」



前田くん。気をつかってるんだ…
ありがとう。


「え?いいの?いくいく」
「女子と話せるなんてラッキー。」


「おい!」





二人はまみとわたしと前田くんのちかくにやってきた。



「自己紹介したけど…俺緑原けん。俺野球部!」
「あ!俺は漣裕。名字が変な漢字なの。俺漢字苦手だからよくわからんけど。」


はう!いっきに休み時間が賑やかに!



「あ。私たちは知ってるよね?」
「おう。斎藤と大井だよな。大井の自己紹介が変わってて前後左右のひとの名前覚えれたは。」



「そうなんだ。そんなにインパクトのある自己紹介だったんだ。」
「まぁな。女子高生で趣味がパソコンの専門家なんてなかなかいないだろ?」
漣くんが笑顔でいう。
わぁ〜爽やかだなぁ。
前田くんの友達はみんな爽やかなんだ…

「で?いまなにしてるの?」
緑原くんがいう。

「ああ、今な雑誌みて夢子に似合う服探してるんだよ。」
「へぇ〜ファッションセンスありそうだもんな斎藤は。」
「ありがとう、緑原は?服とか興味あんの?」

まみと緑原くんと漣くんがはなしているあいだ前田くんが私にはなしかけてきた。




「さっきさなにかいいかけたじゃん。あれの続き教えて?」

ま、前田くん。近い!
「ま、前田くん、あの」
「ん?」
「…」
「なに?いって?いいずらい?」



「ち、近いよ!」
「あ!うわ!ごめん。」
二人は飛びのいて下がった。



「夢子〜前田ーなんだぁその顔。タコか?」
「タコじゃねぇよ!」


「お!はじめ〜なんだ?痴話喧嘩かぁ?」
ニヤニヤする漣くん。
は、恥ずかしい…



「おい!はじめ。大井の似合う服選んでやれよ。このページから!」

「え!へ?」


前田くん。選んでくれるのかな?

じっと見つめる。



「ちょ!あんまりみつめんなよ!大井さん!」
「あ、ごめんなさい。迷惑だね」
「いや!違う。…いやその、照れるから。」




え…どういうこと?
うーん よくわからないや




「あぁ!」
なんだ夢子と前田。付き合ってるのか?どっちなんだ!



「なんかカップルみたいだな!」
「裕、いうならウブカップルな!」




わたしたちはそんなんじゃないのに、三人にからかわれてこの休み時間は終わった。





はぁ楽しかったなあ。
今日は朝からずっと幸せだぁ

< 10/ 11 >