ケータイ小説 野いちご

呪いのブレスレット

「今の夢、なんなの?」

人が死ぬ夢を見て、ぞっとなる。

足の不自由な女生徒を突き落したのはひかりだった。

「ひかり……許せないって……?」

クーラーの止まった部屋は蒸し蒸しと暑いのに、あたしはぶるっと寒さに震えた。




「おはよー」

あくびを何度もしながらダイニングキッチンにいたママに言う。

「おはよう。起きたばっかりなのに、もうあくび? 夜更かししているんじゃないの?」

「ううん。ちゃんと12時前には寝たよ」

あれから着替えて眠ろうとしたけれど、なかなか寝付けず、眠ったのは空が白んだ頃だった。

のろのろとした動作でイスに座ると、グリーンサラダを食べ始める。

今日から2日間テストを返され、赤点があれば終業式までの5日間は補習とテストをしなければならない。

赤点がなければ終業式まで休みになる。とは言っても、部活は毎日あるので、喜べないけれど。


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