ケータイ小説 野いちご

銀髪姫と不良幹部

私は突然変異ってやつだな。


髪は銀色、瞳は空色だしな。


本当の事を知っているのは家族だけだ。


雄吾達にも秘密にしている。


「早く行かねぇとあいつらがうるさいよな…」


ポツリと呟き、三つ編みにしていたゴムを外し、制服を脱ぎ、フード付きの真っ黒の服を着た。


そして最後にメガネを取った。


これで狼鬼の総長、月影の完成だ。


「あーぁ、跡ついちまってるし」


三つ編みをしていたせいか、腰まである髪は跡がついていた。


まぁ、フードかぶるし、いっか。


自己解決した直後、カバンの中に入れていた携帯が震えた。



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