遮られた……




「ほら、もうチャイム鳴るから戻りなさい。」



「はぁーい……」




トボトボと歩いて自分の席に戻った。



佐々木くんの席を見ると、音楽を聴きながらボーッとしていた。



佐々木くんって何しても絵になるよね〜



すると、佐々木くんがこっちを見て目が合った。



おはようと口パクをして少し微笑んで、前を向いた。



それを見た後、私の顔は一気に真っ赤になった。



さ、佐々木くん……‼︎



な、何しているの……⁉︎