「・・・・・・。」


その一言でこの二人の会話は、終わった



キーンコーンカーンコーン


授業はあっというまにおわった


(次の授業は社会かぁ)

雪菜はバックの中から教科書を取ろうとすると、





ヒラッ





バックから破けた紙が足元に落ちたー



(ん?なにこれ?)



その紙はーー山村 令ーーと写真付きの紙だった



その紙を拾い上げてよく見るとそこには
山村 令の学歴、人柄、現在の成績、恋
人歴まで様々に事が書いてあった、




(なにこれ!?何でこんなのが入ってんの!?)




ハッ



さっき生徒会長とカドでぶつかった時に滑って破れた紙がカバンに入ってしまったんだ!!




(でも、何で生徒会長がこんな個人的な情報もってるの!?もしかして、生徒会長には裏組織が、あるって聞いたことがあるーまさか本当にあるの!?)





雪菜はすぐに生徒会長室へ向かい扉を勢いよく開けた、



「生徒会長の高槻 明良いますか?」



「僕になにかご用でも?水野 雪菜さん


「何で私の名前を!?」


すると、生徒会長はニコリと笑い


「生徒会長ですから」

と優しい声で言った



その顔に思わず見惚れそうになったが、
用件を思い出し雪菜はバックの入っていたものを差し出した




「これ、生徒会長にの物ですよね?」

「あー、見つからないと思ったら、、、

その言葉まで優しく聞こえたが、ーー


「 お前が持ってたんかー」