パタン



保健室を出て俺は屋上へ向かった
どうせ今戻っても寝るだろうし……
やはりそこには誰の姿も見当たらなかった




『はあ……』




転校生がまさか鈴木だなんて考えもしてなかった
そーいや転校生って二人いたよな?
あれっ、もう一人誰だ?




『まっいっか。明日になれば分かる』



屋上ほ風通しがよく日に照らされいい気持ちだった
そのまま俺は意識を手放した