ーーそう、私達は子供だった。



子供だったんだ。



世界がずっとこのままなんてありえない。


私はこの後、それを痛感させられた。


日々周りの世界が形を変えても、私達は変わらない。


そう思っていたのに、

それは突然やってきた。





このお祭りの翌日。


優は何も告げず、私達の目の前から姿を消したんだーー。