ケータイ小説 野いちご

44チャンネル-呪われた都市伝説-


3月29日、午後9時。

我々は彼が遺した言葉を徹底的に調査した。
このままこの事件を世間一般に流してはならない、必ず混乱を招くだろう。
我々だけで早急に解決しなければならない、この謎の事件を。

……だがこれはもう事件ではないのかもしれない。
七人いた私の部下も、残るは勝俣のみとなってしまった。
皆、孤児院の者達や武田と同じように死んでいくのだ。

勝俣と私の二人でどこまで調査ができるだろうか。
次に両目を失って死ぬのは私か……それとも勝俣か。


私はまだ死ぬわけにはいかない。
調査しても何も証拠が出てこないまま、私は死ぬわけにはいかない。




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